【PRESS】【データ?インテリジェンス教育研究部門】令和5年度「数理?データサイエンス?AI教育プログラム」ダイヤモンドレベルバッジ取得者に対する記念品授与式(対象者:24名)を開催しました

公開日 2023年10月03日

本学では、教養教育科目及び連携展開科目において、初歩から実践レベルまで系統立てて展開されているデータサイエンス?AI科目群から10単位を修得した学生にオープンバッジ「ダイヤモンドレベル」を授与しております。

令和5年9月29日(金)、ダイヤモンドレベルバッジを取得した学生に、添田教育担当理事より記念品(胸章)が手渡されました。

 

添田教育担当理事挨拶

このデータサイエンスの学びは非常に大切で、最近どこにご挨拶に行かせていただきましても、どこの企業さんもそうした知識?技能を持っている学生さんを(うちの会社に)来させてくださいと、とてもリクエストが多ございます。
本学は全学でこのデータサイエンスの学びに取り組んでいるということで、本年度はダイヤモンドレベルのバッジが、なんと24人も対象者がいるということで、もう大変嬉しい限りでございます。
このように、皆さんが学び続けられたのは ご協力いただいているオークワ様、紀陽銀行様、サイバーリンクス様のおかげだと思っております。誠にありがとうございます。

本日まで一生懸命学び続けてきた皆さんに今日はほんのちょっとですけど、記念品を差し上げることができること大変嬉しく思っております。
皆さんよく頑張っていただきました。ありがとうございました。おめでとうございます。

       添田教育担当理事

 

      授与式出席者と記念品(胸章)

 

ご来賓よりご祝辞

また、本学データサイエンス?AI科目開講にご協力いただいております、株式会社オークワ様、株式会社紀陽銀行様、株式会社サイバーリンクス様からもご来賓としてお越しいただきご祝辞をいただきました。

ご来賓(左から、株式会社オークワ様、株式会社紀陽銀行様、株式会社サイバーリンクス様)

 

今回授与対象学生よりコメント

システム工学部4年生 嶋田 遥香さん

入学前はパソコンをほとんど触ったことがなく、WordとChromeを使うぐらいでしたが、入学当初はコロナ禍でオンライン授業に入り、授業ファイルの保存の仕方がわからないので、毎日USBメモリに保存して持ち歩くような生活をしていたころから、ここまでの自分に成長できると思っていなかったので正直自分自身びっくりしています。

他大学の状況は分かりませんが、ここまでデータサイエンス教育に力を入れている大学は珍しいのではないかと思います。

私の最初のレベルからここまで目指すのはすごく難しかったなと思いますが、それぞれの授業でのフォローが充実しているので、ここまで一つ一つ上がってくることができ、すごく良かったと思っています。

授業内容としても、一番良かったのは「データサイエンス実践」でのオークワさんの授業で、やはり、教科書を読んでいるだけの授業だと何のためにやっているのか分からなくてつまらないなと思ってしまうことが多い中で、本当に実際の企業で使われている生のデータを使って演習をさせていただけたというのは、すごく自分にとって良い経験になったと思っています。

来年以降も皆さんに是非頑張ってもらいたいなと思います。

 

システム工学部4年生 石橋 明大さん

入学後の授業開始がコロナ禍で遅れたりしたのですが、その中でも先行して開講され、大学生として初めて受講した講義というのが「データサイエンスへの誘い」でした。

そのころは、授業担当の吉野先生のことは、“デーサイのおっちゃん”ぐらいに思っていたのですが、その後、プログラミングのことをしたいなというのがきっかけで、データサイエンス科目の受講を続けていたのですが、受講しているうちに、データそのものの特徴であったり、そこからどういう風に処理していくと、どのようのことが分かるか、であったり、最終的に、データを分析した結果というのはどういう風に見せれば伝わるのか、という部分まで体系的に学ぶことができました。

データサイエンス科目受講後も吉野研究室でデータサイエンスを研究として続けており、ついこの間も学会から賞をもらったりしています。

そのようなきっかけとなったデータサイエンス教育というのはより多くに広がっていけばいいなと思います。

 

吉野理事補佐(データ?インテリジェンス教育研究部門長)よりコメント

今回授与された皆さん、10単位修得おめでとうございます。うれしいです。

是非、今回のバッジ取得のことを、SNSなどあらゆるメディアで広めていっていただければと思います。

後輩に伝えていってもらえるとうれしいです。

オープンバッジは、ダイヤモンドレベルで終わりではなく、大学院レベルでも、より実践的な科目「実践的データマイニング1」「実践的データマイニング2」をオークワ様、紀陽銀行様、サイバーリンクス様にご協力いただいて開講しています。

大学院に進学される方は、是非受講してさらにオープンバッジを集めていってください。

これからも皆様方のご活躍を期待しています。

 

吉野理事補佐(データ?インテリジェンス教育研究部門長)

 

 

参考

本学では、高度情報化社会の中で、文理を問わず、データやコンピュータを活用していくのに必要とされる基礎的知識及びスキルを身につけ、社会に出てからも応用できる能力を身に付けることを目的に、本教育プログラムを開設しています。

高度化?複雑化する現代社会の諸課題に対応できる人材を育成するため、文科系?理科系を問わず必要とされるデータサイエンス?AIの知識?技能に関して、教養教育科目及び連携展開科目において初歩から実践レベルまで系統立てて展開するとともに、文理融合?分野横断型の学位プログラムとして、データサイエンス?AIの知識と経営やマーケティングなどのマネジメント能力を有したデータサイエンティストの養成をしております。

学生がデータサイエンス?AIの初歩的な知識に止まらず、応用から実践的な段階まで学修を継続することを奨励し、文理融合?分野横断型の学位プログラムを選択する学生の基盤を形成することを目的に、本教育プログラムのデータサイエンス?AIの科目群から10単位を修得した学生には、オープンバッジであるダイヤモンドレベルバッジと記念品(胸章)を授与しています。

 

学修スキルを示すデジタル修了証「オープンバッジ」の導入について