【地域創造支援機構】6/15(土)田植え実習を実施しました

公開日 2013年06月17日

 615日(土曜日)和歌山市梅原の水田で,「農村の仕事と技術の魅力」(担当:地域創造支援機構 湯崎教員)受講生が田植え実習を行いました。

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早朝から,17名の学生が農家の指導を受け,約8アールを手植え。住宅開発が進む梅原地区で,水田を守る農家の方の苦労を実感しました。

協力農家は,和歌山市梅原の貴志正幸さんで,貴志さんは年々宅地化が進む地区内で,有機農業を実践されています。当日は,貴志さんから,苗の持ち方,さし方,床のならし方などの指導を受け,いざ,水田へ。「気持ちいい!」との声が上がる中,学生たちは手植えに挑戦。30センチ間隔に印された綱を両側から引き,さらに30センチの物差しで一列一列刻みながら植えていきました。少しでも手元が狂うと苗列が乱れるため,一列一列慎重に測り,「OK」の合図とともに植える。これを全て学生の手により行い,4時間かけて約8アール分を手植えしました。

昼食は,皆で米を炊き,受講生のひとりである留学生の故郷,マレーシア流カレーを炊事し舌鼓を打ちました。

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午後は,古い農家である貴志さんの お宅の門,蔵,庭,屋敷などの構造の説明を受け見学。さらに貴志さんはアイガモ農法も実践されているため,当日は生まれたばかりのアイガモを前に,近日中 に水田に放流すること,アイガモによる稲作の効果,また米作りの技術として肥料の量と収獲の関係,水路と水の管理方法などについて学びました。